高級ワインと日常ワインの値段の違い

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高級ワインと日常消費用のワインの値段の違いはどこからくるのでしょう。高級なワインは何万円もします。一方で安いワインは数百円。フランスでは1ユーロで売っているワインもあるくらい。ではワインの値段の違いはどこから来るのでしょう。主な違いは以下のようになります。

  1. ぶどう畑が良い
  2. 剪定(せんてい)
  3. 収穫量
  4. 複雑な味わい
  5. 出自について

ぶどう畑が良い

ワインはぶどうから作られるのですが、ワイン用のぶどうに適した畑から作られると、美味しいワインが出来上がります。超高級ワインともなると、畑はびっくりするほど狭いのです。そういう良い畑では優秀な生産者が手間暇かけてワインを作るわけです。当然、できるワインの量も少なく、その上美味しいので高級となるのです。

剪定

剪定(せんてい)とは、ぶどうの樹や枝の数を制限することです。1ha当たりのぶどうの樹を減らせば、減らした分だけ養分が集中します。養分が集中すると、それだけ濃厚で美味しいぶどうの実が収穫できるのです。濃いぶどうから作られたワインは当然美味しいのです。結果、量が減り、美味しくなるから余計高くなるわけです。

収穫量

これも剪定と同じ話です。高級ワインは収穫の際、ぶどうを厳選します。出来の良いぶどうだけを選別して、出来の良いぶどうだけからワインを作るのです。手間をかけて作られるワインは、高級ワインとなります。

究極はCh.ディケム。1本分のぶどうの樹からグラス1杯分くらいしかワインがとれないそうです。あれだけ高価なのも納得です。

複雑な味わい

仕上がった高級ワインの味わいは、果実味溢れ濃厚で複雑でエレガントで繊細です。そして熟成能力も高い。濃厚さと繊細さという相反する要素が混在しているのが高級ワインです。いろいろな要素が層になって、口の中でハーモニーを奏でるような感じ。

複雑という言葉はワインにとってかなり良い褒め言葉。そして決定的な余韻の長さ。飲み込んだ後に口の中に残る香りが、高級になるほど長くなります。すごいワインは1分以上も心地よい香りが残っているのです。

味わいだけでなく、香りももちろんすごいのです。一番分かりやすいのは飲み比べること。比較試飲するととても勉強になります。

出自の単位が細かくなる

ワインは高級になるほどそれがどこで生産されたか、その単位が細かくなります。安いワインは国や地方しか分からないのに、高級になると畑の名前が銘柄になるのです。有名なロマネ・コンティも畑の名前です。ワインってある意味、分かりやすいですね。

安  フランスワイン(国単位)
↓  ブルゴーニューワイン(地方単位)
中  コート・ドールワイン(地区単位)
↓  ヴォーヌ・ロマネ (村単位)
高  ロマネ・コンティ(畑単位)


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