ブルゴーニュ村めぐり

ブルゴーニュワインセラー

ブラニ

ブラニは地味な存在ながら実に優れた赤ワインと白ワインを生みます。特定の条件を満たすと、白ワインならムルソー・プルミエ・クリュを名乗れるのです。さらに同じく条件つきですが、ピュリニー・モンラッシェも名乗れるのです。やはりこれらの畑はピュリニー村に隣接しています。

モンテリ

モンテリはコート・ド・ボーヌでもっとも地味で目立たないAOCの一つでしょう。実際、日本で売っているのを見かけることはまずありません。ヴォルネイ、ムルソーなどの有名で高品質なワインを生む村に挟まれ、面積も小さい。

ヴォルネイ

ヴォルネイはコート・ド・ボーヌにある小さな村で、50軒ばかりの集落なのですが、ここから世界を魅了する素晴らしい赤ワインが生まれます。ポマールやボーヌと並び、コート・ド・ボーヌ最高の赤ワインを生みます。

ポマール

ポマールはコート・ド・ボーヌで最高の赤を生む村です。タンニンが強く頑丈で長明な赤ワインであり、こういう表現をすると北のシャンベルタンを思い起こさせるが、ポマールのほうがより土っぽい。

ボーヌ

ボーヌはブルゴーニュのワイン取引の中心地です。都市の大きさとしてはディジョンに及びませんが、ワイン好きにはボーヌのほうがずっと魅力的でしょう。かつて権勢を誇ったブルゴーニュ公はこの地を支配することにこだわったほどです。

サヴィニ・レ・ボーヌ

サヴィニ・レ・ボーヌはボーヌのすぐ近くにある村。かなり多様なワインを生む村で、一口でサヴィニ・レ・ボーヌのワインを表現するのは難しい。しかしボーヌ側の畑から生まれるワインは濃厚で高品質のワインが多い。また全般に良く熟成するワインを生むのが特徴と言えます。

ペルナン・ベルジュレス

ペルナン・ベルジュレス村にはコルトン・シャルルマーニュを生む丘が含まれています。生産は赤ワインのほうが圧倒的に多く、白はわずかで、その多くはアリゴテです。これは土壌が理由で、鉄分を多く含んでいるからのようです。鉄分を含む土壌から生まれるワインは堅いことが多く、それだけに4、5年は熟成させて飲むと美味しいでしょう。

ラドワ・セリニ

ラドワ・セリニで生産される多くのワインはACOコート・ド・ボーヌ・ヴィラージュとして売られます。一方でこの村の一部の畑はアロース・コルトンやコルトンを名乗れるのです。一風変わったAOCと言えるでしょう。赤白ともにおおむね品質が高く、ラドワ・セリニ産のACOコート・ド・ボーヌ・ヴィラージュであればお買い得と言えます。

ピュリニー・モンラッシェ

モンラッシェはピュリニー・モンラッシェとシャサーニュ・モンラッシェの両村にまたがっています。赤ワインの生産が多いコート・ド・ボーヌにあって、この2つの村とムルソーだけは、白ワインの生産のほうが多いのです。

ムルソー

ムルソーはボーヌを代表する高級白ワイン。ねずみがジャンプしてすぐ隣の畑に移れるという例えが「ムルソー」の語源でになるくらい、畑が密集しているのです。白ワインの品質のおいて、一つの究極の形とでも言えるでしょう。

アロース・コルトン

高価な赤ワインを数多く産出するニュイ地区に対し、ボーヌは秀逸な白が揃っています。アロース・コルトン村とペルナン・ベルジュレスの間にまたがるコルトン・シャルルマーニュは長期熟成タイプの素晴らしい白。

シャブリ

ブルゴーニュの最北部にシャブリが存在します。キンメリジャンという白亜質の土壌にシャルドネが栽培されており、そこから生まれるワインはスモークしたような独特の香りと、ミネラル分が豊富で酸の極めて豊かな白ワインが生まれる。

ニュイ サン・ジョルジュ

ニュイ サン・ジョルジュのワインはコート・ド・ニュイで最も逞しく、長命なワインを生産します。ここの赤はブルゴーニュの中でもとりわけ濃厚な果実味があり、飲み応えがあるワインが多いです。この村に特級畑はひとつも無いが、1級畑がたくさんあるのも特徴。

ヴォーヌ・ロマネ

ロマネ・コンティRomanee Contiを始めグラン・クリュの宝庫ヴォーヌ・ロマネ村。ブルゴーニュをブルゴーニュたらしめている類稀な村。特級から村名まで平凡はワインは一つとして無いとまで言われます。そんなヴォーヌ・ロマネの別名は「神に愛された村」。

ヴージョ

ヴージョ村には「クロ・ド・ヴージョ」という有名なグラン・クリュがあり、この畑はかつてシャンベルタン、ロマネ・コンティと並ぶニュイで最も高価なワインを産する畑でした。ニュイの御三家と呼ばれたこともあるようです。

シャンボール・ミュジニー

シャンボール・ミュジニーはブルゴーニュで最も繊細な赤ワインを産します。村の名前にも入っているグラン・クリュのミュジニーはブルゴーニュで最も柔らかい赤ワインです。シャンベルタンとは対照的なワインと言えるでしょう。ミュジニーという言葉の響きも繊細です。絹のようなワインと言われることさえあるのです。

モレ・サンドニ

モレ・サンドニは有名なジュヴレイ・シャンベルタン村とシャンボール・ミュジニィ村に挟まれた比較的面積の小さい村で、北はシャンベルタンに、南はシャンボールに似たワインを産します。特級畑が5つあり、1級畑もあり、村の面積の割りにグランクリュとプルミエ・クリュの占める割合が高いです。なんと57%が占めるそうです。

フィサン(フィクサン)

フィサンはマルサネとジュヴレの中間に位置し、土壌が似ているためジュヴレイ・シャンベルタンと比較される村なのです。当然ワインの性質が似ており、良質のフィサンはパワフルで素朴感があります。また、特級はなく、1級畑があります。

マルサネ

マルサネはブルゴーニュの最上赤ワイン産地コート・ドールの入り口に位置します。価格も低く抑えられていながらも本格的なブルゴーニュを楽しめる貴重な産地です。1987年、ようやくAOCを名乗る資格を得ました。特級はもちろん、1級の畑はありません。

ジュヴレ・シャンベルタン

ジュブレ・シャンベルタン村には9つの特級畑があるのですが、中でもシャンベルタンとシャンベルタン・クロ・ド・ベーズは値段も品質も別格。次いでシャルム・シャンベルタンも素晴らしい品質です。また、1級にシャンベルタン・クロ・サン・ジャックという特級に及ぶ品質の畑もあります。

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