ブルゴーニュの代表的な赤ワイン
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コート・ド・ニュイ地区には超高級ワインが数多く生産されています。その中でも特に有名な、ブルゴーニュを代表する赤ワインを紹介します。
シャンベルタン
シャンベルタンはナポレオンが愛したという伝説が残るほどの極上ワイン。ブルゴーニュの赤ワインで最も力強いタイプです。実際はナポレオンは酒がほとんど飲めなかったそうですが、そんな伝説が残るほど素晴らしい品質のワインであるということでしょう。
シャンベルタンの畑のある村は元々「ジュブレ」という名前なのですが、シャンベルタンがあるために「ジュブレ・シャンベルタン」という村に名前を変えたほどです。
ジュブレ・シャンベルタン村には9つの特級畑があるのですが、中でもシャンベルタンとシャンベルタン・クロ・ド・ベーズは値段も品質も別格。次いでシャルム・シャンベルタンも素晴らしい品質です。また、1級にシャンベルタン・クロ・サン・ジャックという特級に及ぶ品質の畑もあります。アルマン・ルソーという素晴らしい作り手が有名です。
ミュジニー

ミュジニーはブルゴーニュで最も柔らかい赤ワインです。シャンベルタンとは対照的なワインと言えるでしょう。ミュジニーという言葉の響きも繊細です。絹のようなワインと言われることさえあるのです。同じ名前のシャルドネから、コート・ド・ニュイ地区で作られる唯一の特級の白ワインもあり、こちらは幻の一品です。鰹のたたきのような赤い新鮮な魚と相性抜群です。
クロ・ド・ヴージョ
クロ・ヴージョはヴージョ村の唯一の特級畑です。50haに及ぶ特級にしては広い畑なのですが、所有者は80人に及ぶため、品質にはばらつきがあります。クロとは畑の囲いのことで、村にある唯一の特級畑を分かりやすくするため囲ったのではないでしょうか。知名度は抜群で、ロマネ・コンティ、シャンベルタンと並び、ブルゴーニュ赤ワインの御三家の一つとされるほとです。
この村には利き酒騎士団という団体があり、メンバーはワイン醸造家や葡萄栽培者で構成されています。分割所有というブルゴーニュ独自のシステムにより品質にばらつきが出るため、ワインを鑑定し、品質を保証することを目的とした団体なのです。消費者には正に騎士と言えるわけですね。
ロマネ・コンティ

ロマネ・コンティは世界で最も高価で有名な赤ワインです。その歴史は古く15世紀頃すでに有名でした。ルイ15世の愛妾であったポンパドール夫人とコンティ伯爵の間で、畑の所有を巡って争いが勃発したという有名な話があります。結局はコンティ侯爵が勝利したことから、ロマネ・コンティという名前になりました。ちなみに争いに敗れたポンパドール夫人はボルドーの銘酒らフィットを所有したそうです。
ロマネ・コンティを現在所有しているのはDRC(ドメーヌ・ドゥ・ラ・ロマネ・コンティ)です。ずばり「ロマネ・コンティ所有者」という意味のフランス語です。所有しているだけで、会社名とまでなってしまう。ロマネ・コンティがいかに価値のあるワインかを示す例と言えるでしょう。そんなロマネ・コンティを買おうとすると、現在は1本100万円くらいからだと思います。
なおロマネ・コンティは他の畑と違い、分割所有されていません。DRC社の単独所有(モノポール)です。この畑の周りにはラ・ターシュ、リシュブール、ロマネ・サンヴィヴァン、エシェゾーなどロマネ・コンティに匹敵する最高級の特級赤ワインが生まれます。ボルドーのポイヤックと並び世界で最も恵まれた土地と言えるでしょう。
ラ・ターシュ

ラ・ターシュはロマネ・コンティのすぐ隣にある畑です。品質はロマネ・コンティにも劣らない素晴らしいワインです。むしろ熟成しない若い内はラ・ターシュの方が美味しいでしょう。ラ・ターシュもDRC社のモノポールです。広さはロマネ・コンティの3倍ほどの6haです。価格はロマネ・コンティの次に高いワインです。
リシュブール

リシュブールはロマネ・コンティの北隣にある素晴らしいワインです。ブルゴーニュらしい赤ワインで、100の香りを持つとさえ評されることがあります。色々なドメーヌがリシュブールを生産していますが、特にDRC、ルロワなどのリシュブールは出色。ブルゴーニュワイン垂涎のワインです。
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