ブルゴーニュワインの格付け

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ブルゴーニュワインのAOCは大まかに以下のようになっています。ブルゴーニュというだけで十分高級なのですが、ブルゴーニュの中で、さらにどこで作られたか分かるようになっています。そしてどこで作られたか、その単位が細かくなるほど高級なのです。大まかに地方名だけ書いてあるワインもあれば、最も細かい単位だと畑単位になるのです。

例:
AOCブルゴーニュ(地方名)
AOCヴォーヌ・ロマネ(村名)
AOCロマネ・コンティ(畑名)

細かい表示をするということは、それだけ価値のあるという意味になります。その畑の個性がよく反映された素晴らしいワインという意味です。またその畑自体が有名なので、よく売れるのです。一方で、畑の名前をラベルにつけて売り出しても意味のないワインもあります。そういう場合は、より有名な村の名前や地方名をワインに名付けるのです。

ブルゴーニュワインに限らず出所が細かくなるほど高価。これが原則です。

ただし、村の名前のAOCワインで畑の名前が表示されているものあります。その場合、法的な意味はありませんが、品質に自信がある場合は生産者が意図的に畑の名前を表示させることがあります。

また、ブルゴーニュのワインにはAOCの他に独自の格付けがあります。畑そのものにGrand Cru(グラン・クリュ)と1級(プルミエ・クリュ)があります。

これはこの畑なら特級。その畑なら1級というふうに完全に決められています。ロマネ・コンティやシャンベルタンは特級です。ブルゴーニュの特級であれば問答無用で高価で美味しいです。1級になるとやや品質にばらつきが見られます。

特級をしのぐ品質の1級ワインもあれば、その下の村名並みの1級もあります。土壌や日当たりなどわずかな違いで特級と1級の違いが生まれます。小道一つ挟んで畑の格が変わるのです。

特級はブルゴーニュワインの生産量の内わずか3%程度。特級はAOCの表示が畑の名前だけでOKなのです。それだけ品質が高い証拠です。平社員なら「○○会社の○○です」と所属と名前を言わないとなりませんが、有名人や権力を持つようになると「おう、俺だ」だけで済むのと同じことです。難しいように思えて。実はけっこう分かりやすい世界だと思いませんか。

次に1級の生産量は10%ほどです。畑の名前と村名を表示しなければなりません。特別扱いはあくまで特級だけなのです。また、異なる1級の畑同士の葡萄を混ぜて作られることが許可されています。その場合、表示は「村名+1級」という表示になり畑の名前は表示されません。


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